「浸潤」という医学用語が、直達浸潤のみを意味するのか、という議論かと思います。
確かに市販の解説書をみると、直達浸潤を意識し、さも簡単に「最も遠い臓器を考えればよい」などと書いてありますが、実際のところ、正答率が51%であり、ムリゲー系の問題です。
「リンパ球浸潤」という用語があることから、血行性やリンパ行性のものも含む概念かと僕は思います。
ゆえに浸潤した結果が他臓器転移であり、転移様式(直達/血行/リンパ行性)によって分類するのが筋の良い解法アプローチと考え、medu4では「胃癌の転移様式」に分けてアプローチしています。転移様式を覚えておけば、外科手術系の問題などにも汎用性が出てきます。
もし「浸潤」を主軸に添えたアプローチで、より覚えやすい(点が取りやすい)解法があれば、ご教示いただけると幸いです。
ご回答ありがとうございます。
私の調べた範囲では、この領域での浸潤は直接浸潤の意味で使われることがかなり多い印象を受けました。
もし選択肢に「肺」などが入ってきたときに議論が生まれることななるとは思いますが、そんな仮定の話をしてもしょうがなく(そんな投稿かブログがあったような、、)、持っている武器で総合的に戦おうと思います。
ほずみん先生の仰ること(厳密さを追求しても覚えることだけが増えて得点にも繋がらない)もよく分かるので、あとは各々がどこまで追求するかに帰結するということですね。
ありがとうございました!
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胃体部進行癌が浸潤しにくいのはどれか。