解決済 102H27 06.呼吸器

急性気管支炎と気管支ぜんそくの鑑別

この問題の患者の病歴から急性気管支炎と気管支喘息を明確に区別するポイントはどこなんでしょうか。

主訴が喘鳴・息切れで発熱などの全身症状を伴わないことくらいしか思い当たらないのですが、
繰り返して起こった急性気管支炎にもとれるような気がしてしまいます。
他に鑑別のポイントがありましたら教えていただきたいです

回答1件

  • 臨床症状からのみでの明確な鑑別は難しいでしょう。
    前者が(原則として)感染症、後者がI型アレルギー機序、という観点から検査により絞り込んでいきます。

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  • 問題参照 102H27

    23歳の女性。喘鳴と息切れとを主訴に来院した。1年半前から風邪をひくと喘鳴と息切れとが出現し、風邪が治るといつも消失していた。1週前にも同じ症状が出現し、息切れがこれまでで最も強かったが、週末を挟んで症状が軽減してから受診した。身長154cm、体重46kg。体温36.5℃。呼吸数16/分。脈拍80/分、整。血圧112/64mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):pH 7.41、PaO2 86Torr、PaCO2 39Torr。
    考えられるのはどれか。
    • a 急性気管支炎
    • b 気管支喘息
    • c 気管支拡張症
    • d 胸膜炎
    • e 肺結核
  • 関連トピック

    なし