動脈管開存症で聞かれる雑音について、
①出生直後には肺血管抵抗が高く肺動脈圧が高いため雑音が聴取されにくい
↓
②肺血管抵抗の低下によって左右シャントが現れ収縮期雑音を聴取する
↓
③さらに肺動脈圧が低下し拡張期にも左右シャントがみられるようになり連続性雑音になる
という流れで経時的に変化するものと理解していました。
この問題で児は挿管されており、PaO2の上昇により動脈管が収縮した機序も考えられますが、
人工呼吸管理下にない場合でも、「動脈管開存症で連続性雑音が聴取される」とは限らないのではないでしょうか。
貴重なご意見、誠にありがとうございます。
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