肺高血圧症についてです。
MSやAMIなど左心がやられる→手前の肺で血流詰まる→肺高血圧
という流れはイメージできます。
ただ本問bの肺血栓塞栓は肺動脈にできやすいはずなので、この場合はその手前の右心系に負荷がかかり、肺は血流がむしろ悪くなって高血圧はきたしにくいのではないでしょうか??
それとも本問の場合は肺静脈に血栓ができたという風に捉えるのでしょうか??
どなたかご教授お願いいたします。
肺高血圧というのは平均肺動脈圧が高いということです。
肺動脈が塞栓で詰まるというのは水の出ているホースの先が詰まるようなもので、ホースの圧力が上がるのは当然かなと理解しています。
塞栓で確かに肺の血流は悪くなりますが、その手前の肺動脈の圧力は上がるので、肺高血圧になるというのは間違いないと思います。
肺高血圧というのは、肺の血管圧(すなわち肺動脈楔入圧)の上昇ではなくて、より右室側の肺動脈本管あたりの圧の上昇のことを言うのではないでしょうか?右心カテのPA圧は左右拝動脈分岐部あたりで測定するものだと思いますし、肺動脈血栓が生じるのはもっと末梢だと思うので、肺動脈圧は上昇すると思います。この病態を肺高血圧という、と理解しているのですがいかがでしょうか?特発性の肺高血圧症では、楔入圧正常ながら肺高血圧上昇しますし…。
all greenさん、ゆっきさん
お早い返信ありがとうございます。
自分の肺高血圧の捉え方が違っていたことが分かって、とてもすっきりしました。
肺高血圧=PA圧の上昇と考えるととても見通しが良くなりました。
ありがとうございます。
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