CTにてすりガラス陰影がみられると(個人的に)思ったのですが、LAMですりガラス陰影はみられるのでしょうか。
また、『すりガラス陰影=間質性肺疾患』とイメージしているのですが、例外はあるのでしょうか。
この問題では個人的にすりガラス陰影は見られないように感じてしまいました!
Lamは肺胞やリンパ管を破裂させるだけで、感染症のように激しく炎症を引き起こすわけではないので基本的にはすりガラス陰影はみられないと思います。
また肺気腫病変や峰巣肺、すりガラス陰影がごちゃ混ぜになっている可能性はありますか?
肺気腫病変や峰巣肺は肺胞の形状(肺胞の輪郭)で、陰影(肺胞の中の影)とはまた異なります。
陰影についてですが、そもそも浸潤影とすりガラス陰影があり、正常な肺なら本来見られる黒い影が奥に全く見えず真っ白く塗りつぶされたものを浸潤影と呼びます!
しかしそれ以外の時はすりガラス陰影と呼び、少しだけ肺に水が溜まっている時(感染症や左心不全など)や間質生肺炎で炎症が肺実質に波及している時に見られます。
要するにすりガラス陰影は肺に炎症があるな~くらいしかわからないと思います。
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