118E3

血液培養2セット中1セットのみが陽性の場合、起因菌ではなく常在菌の汚染菌〈コンタミネーション〉と解釈して治療しない場合があるのはどれか。
Candida albicans
Escherichia coli
Pseudomonas aeruginosa
Staphylococcus aureus
Staphylococcus epidermidis

解答: e

118E3の解説

【選択肢考察】
a カンジダは消化管や膣内に存在する常在菌であるが、血中で陽性となった場合、治療対象となる。
b 大腸菌は腸内細菌であるが、血中で陽性となった場合、治療対象となる。
c 緑膿菌は免疫低下者に感染しやすく、院内感染の原因などになりやすい。血中で検出されたら治療対象。
d 黄色ブドウ球菌はカテーテル関連血流感染症などの原因菌となりやすい。血中で検出されたら治療対象。
e 正しい。表皮ブドウ球菌は皮膚の常在菌であり、採血時に混入することがある。

正答率:69%

テーマ:常在菌の汚染菌〈コンタミネーション〉と解釈する場合

フォーラムへ投稿

関連トピック

なし