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118D5
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成人の鼠径ヘルニアで正しいのはどれか。
a
高齢女性に多い。
b
外ヘルニアである。
c
内鼠径ヘルニアの頻度が高い。
d
腹膜鞘状突起の閉鎖不全が原因である。
e
開腹手術の既往はリスクファクターである。
解答: b
118D5の解説
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【選択肢考察】
a 男性に多い。
b 正しい。外ヘルニアに分類される。
c 外鼠径ヘルニアの頻度が高い。
d 腹膜鞘状突起の閉鎖不全が原因となるのは小児鼠径ヘルニア。他選択肢の解説にもあるように、成人の鼠径ヘルニアとしては外鼠径ヘルニアが多い。外鼠径ヘルニアの原因は腹膜鞘状突起の開存なわけで、「それなら、この選択肢も正しい記載なのでは?」と思ってしまうかもしれない。が、成人の外鼠径ヘルニアの場合、一度閉鎖した腹膜鞘状突起が何かしらの事情で再開通してしまうのが原因である。ゆえに「閉鎖不全が原因」というのはやはり小児鼠径ヘルニアについての記載とみなすべきである。「一度閉鎖した腹膜鞘状突起が何かしらの事情で再開通、ってことは結局閉鎖できていないわけで、閉鎖不全なのでは?」といった疑問も飛んできそうだが、そこまで言ってしまうともはや日本語の感性(出題者との対話)の問題となる。他選択肢との兼ね合いから、one bestを残すという方針で得点を取りに行こう。
e 開腹手術の既往がリスクとなるのは腹壁瘢痕ヘルニア。
正答率:87%
テーマ:成人の鼠径ヘルニアについて
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