118C6

脈管の解剖で正しいのはどれか。
総肝動脈と総胆管は伴走する。
下腸間膜動脈は尿管に伴走する。
脾動脈は腹腔動脈から分岐する。
Glisson鞘には肝動脈、肝静脈および胆管が存在する。
上腸間膜静脈と下腸間膜静脈が合流して門脈を形成する。

解答: c

118C6の解説

【選択肢考察】
a 総胆管の近くを走行するのは固有肝動脈。
b 下腸間膜動脈は腹部大動脈から分岐し、主に左側大腸を栄養する。尿管のように垂直に走行する構造ではないため、両者は伴走しない。
c 正しい。腹腔動脈の分岐として、①脾動脈、②左胃動脈、③総肝動脈の3つを確実に覚えよう。
d Glisson鞘には肝動脈、門脈および胆管が存在する。
e 下腸間膜静脈は脾静脈に合流する。そして上腸間膜静脈と脾静脈とが合流して門脈を形成する。

正答率:91%

テーマ:脈管の解剖(消化器)

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