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118C19
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定期的な治療を要する患者で保険診療における訪問診療の対象となる要件はどれか。
a
認知症の患者
b
通院が困難な患者
c
独居の高齢の患者
d
胃瘻が造設されている患者
e
夜間に発熱した高齢の患者
解答: b
118C19の解説
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【ポイント】
訪問診療とは言ってしまえば「診療のデリバリー」だ。自宅でフードデリバリーを頼まざるを得ないときの状況はどんなときだろう。これは何かしらの事情で外出ができない、自宅にいなくてはならないときであろう。同様に考えれば「通院が困難な者」は訪問診療の対象とならざるを得まい。もっと言ってしまえば、例えば「認知症の患者」も「通院可能な認知症の患者」と「通院が困難な認知症患者」の2つに分けられるわけであり、本問に限って言えば他4肢と比べて正解肢は明らかに別格だ。日本語の意味をしっかり考えて選択肢同士を見比べれば、小学生でも解ける問題と言える。正答率88%であり、少なくとも10%強の受験生は試験中にこうした着想・発想・思考ができていないことを意味する。医師国家試験の合格率は折しも約90%、つまり約10%が不合格となる。この「10%」という値を説明する鍵は(勉強期間や知識量ではなく)もしかしたらこういうところに転がっているのかもしれない。
正答率:88%
テーマ:訪問診療の対象となる要件
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