118B11

臨床研究における患者・市民参画で誤っているのはどれか。
研究初期からパートナーとして参画する。
研究で知り得た情報を公開する権利がある。
研究対象者の負担が軽減されるように助言する。
研究倫理審査委員会へ一般の立場の委員として参加する。
研究に関連する文書が分かりやすい表現になるように助言する。

解答: b

118B11の解説

【選択肢考察】
a 文字通り、患者・市民がパートナーとして参画することが趣旨である。
b 誤り。研究で知り得た情報のなかには個人情報も含まれるため、みだりに公開すべきではない(そのような権利は認められていない)。医療従事者ではなく、一般の患者や市民だからこそ、SNS等で不用意に拡散等せぬように守秘義務について確認しておくことが重要だ。
c 研究対象者の負担が軽減すべく、助言を行うこともある。
d 研究倫理審査委員会に、構成員として参加することもできる。
e 研究に関連する文書に対して助言を行うこともある。

正答率:73%

テーマ:臨床研究における患者・市民参画について

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