118A2

高齢者の入浴中の事故の予防で正しいのはどれか。
食後に入浴する。
深夜に入浴する。
浴槽から出た後は体を冷やす。
気温が高い時期の入浴を避ける。
居室と脱衣所の温度差をなくす。

解答: e

118A2の解説

【ポイント】
温度の急激な変化により血圧が大きく変動し、心筋梗塞や脳卒中が惹起される病態をヒートショックと呼ぶ。

【選択肢考察】
a 食後には消化管に血流をとられ、血圧が低下しやすい。そのため、入浴中に事故が発生しやすい。
b 万が一、何かしらのトラブルに遭遇しても深夜帯だと救助できるリソースに限りがある。むろん深夜の入浴を好む者もいるだろうし、それは個人の自由であるが、少なくとも「事故の予防」にはならない。
c 急激な体温変動は事故のリスクである。
d 気温が高い時期であっても湯温や入浴時間を調節するなどすればよく、入浴を回避する必要はない。
e 正しい。居室と脱衣所の温度差をなくすことでヒートショックを予防することができる。

正答率:95%

テーマ:高齢者の入浴中の事故の予防について

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