117F31

手術中に行う迅速病理診断で正しいのはどれか。2つ選べ
予定手術全例に対して行われる。
目的として切除範囲の決定がある。
検体をホルマリンに浸漬して提出する。
凍結してから切片を作成する。
免疫染色を行う。

解答: b,d

117F31の解説

【選択肢考察】
a 術前の診断が困難なケースや、術式の変更や切除範囲の決定が必要な場合に行われる。全例ではない。
b 正しい。迅速病理診断により切除範囲を決定し、手術に反映することができる。
c ホルマリン固定には時間がかかるため、迅速病理診断では生理食塩液で湿らせたガーゼで包み、提出する(107F10-d参照)。
d 正しい。検体を急速凍結し、その切片で確認する。
e 免疫染色が行われるのは原則として通常の病理診断においてである。

正答率:52%

テーマ:手術中に行う迅速病理診断について

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