117E5

【選択肢考察】
ａ　急性緑内障発作では散瞳する。そのため、ピロカルピンなど縮瞳薬が治療に用いられる。
ｂ　交感神経作用により散瞳する。一方、副交感神経作用により縮瞳する。
ｃ　誤り。Horner症候群では交感神経が障害され、副交感神経系が相対的に優位になる。そのため縮瞳をみる。
ｄ　動眼神経には副交感神経線維が含まれるため、その麻痺により散瞳をみる。
ｅ　有機リンにはコリンエステラーゼ阻害作用があるため、中毒によりコリン作用が増加し、縮瞳をみる。