116F30

正常な妊娠経過において妊娠前と比較して妊娠末期に増加するのはどれか。2つ選べ

血小板
クレアチニン
ヘモグロビン
フィブリノゲン
総コレステロール

解答: d,e

116F30の解説

【選択肢考察】
a 血小板数は妊娠経過を通じて、ほぼ一定である(妊娠中のトラブルで大量出血したような例外は除く)。
b 妊娠の進行につれ、糸球体濾過量〈GFR〉が増加する。そのため、クレアチニンも徐々に低下する。
c 妊娠の進行につれ、循環血漿量が増え、水血症を呈する。そのため、ヘモグロビン値も徐々に低下する。
d 正しい。妊娠の経過とともに凝固系は亢進する傾向にあり、凝固因子も増加する。
e 正しい。一般に、血中の脂質レベルは妊娠の進行に伴い上昇する。

正答率:35%

テーマ:妊娠前と比較して妊娠末期に増加する血液検査項目

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