116F2

入院していた患者が退院後の復職を希望している。

患者の治療と仕事の両立支援において、主治医として適切な対応はどれか。

復職の可否を判定する。
上司と一緒に受診させる。
就労上の留意点を指導する。
治療計画を雇用主に伝える。
治療を優先し仕事を控えるよう指導する。

解答: c

116F2の解説

【選択肢考察】
a 患者本人の希望や医師の意見を参考に、最終的には事業者が判定する。
b 患者の希望があれば、上司と一緒に受診することもあるだろう。しかし主治医が患者側に要請して受診させる、ということはしない。
c 正しい。非の打ち所のない選択肢である。
d 患者の希望があれば雇用主(ないし産業医)に治療計画を伝えることもあるだろう。しかし、主治医から自発的に伝えることはしない。
e 命の危機にある急性期など、このような指導が必要となることもあるだろう。しかし「患者の治療と仕事の両立支援において」という設問設定である以上、一概に仕事を控えるよう指導するのは好ましくない。

正答率:97%

テーマ:退院後の復職を希望する患者の治療と仕事の両立支援

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