116F13

院内肺炎について正しいのはどれか。

主要な検出菌は肺炎球菌である。
人工呼吸器関連肺炎は含まれない。
入院当日に発症した肺炎も含まれる。
死亡率は医療・介護関連肺炎より低い。
免疫能低下の患者に生じることが多い。

解答: e

116F13の解説

【選択肢考察】
a 肺炎球菌は市中肺炎の原因として多い。院内肺炎では黄色ブドウ球菌や緑膿菌、肺炎桿菌〈クレブシエラ〉が原因として多い。
b 人工呼吸器関連肺炎は多くの例で医療機関での入院中にみられる。むろんこれは院内肺炎に含まれる。
c 入院してから48時間以後に発症した肺炎を院内肺炎と定義する。
d 医療・介護関連肺炎〈NHCAP〉よりも死亡率が高い。
e 正しい。免疫能が低下した患者は、その他の者に比べ院内肺炎に罹患しやすい。

正答率:87%

テーマ:院内肺炎について

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