116A7

逆流性食道炎の誘因とならないのはどれか。

肥満
高齢
亀背
萎縮性胃炎
カルシウム拮抗薬

解答: d

116A7の解説

【選択肢考察】
a 肥満者では皮下脂肪や内臓脂肪の圧迫により胃内圧が上昇し、胃液の逆流がしやすくなる。
b 加齢により下部食道括約筋〈LES〉の機能が低下し、胃液の逆流がしやすくなる。
c 前屈姿勢になることで、胃液の逆流がしやすくなる。
d 誤り。胃粘膜が萎縮することで、むしろ胃酸の分泌は低下する。よって逆流性食道炎の誘因とはならない。
e カルシウム拮抗薬の服用により下部食道括約筋〈LES〉が弛緩し、胃液の逆流がしやすくなる。

正答率:85%

テーマ:逆流性食道炎の誘因

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