115F18

絶食時の代謝状態として正しいのはどれか。

血中のケトン体が低下する。
肝臓にグルコースが流入する。
肝臓から骨格筋に乳酸が運ばれる。
骨格筋からアミノ酸が放出される。
中枢神経で遊離脂肪酸が利用される。

解答: d

115F18の解説

【選択肢考察】
a 脂肪分解が亢進し、血中のケトン体が増加する。
b グリコーゲン分解と糖新生により、むしろ肝からグルコースが流出する。
c 骨格筋から肝へ乳酸が運搬され、グルコースに再合成される。
d 正しい。糖新生の材料として骨格筋からアミノ酸が放出される。
e 中枢神経はグルコース(と非常時にはケトン体)のみをエネルギー源として用いる。遊離脂肪酸は利用できない。

正答率:71%

テーマ:絶食時の代謝状態

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