115F10

各病態で使用する医薬品と投与経路の組合せで正しいのはどれか。

アナフィラキシーショックにおけるアドレナリン --------- 筋肉注射
下腿挫創における破傷風トキソイド --------- 静脈内注射
高血圧緊急症におけるカルシウム拮抗薬 --------- 舌下投与
糖尿病性ケトアシドーシスにおけるインスリン --------- 皮下注射
熱性けいれんにおけるジアゼパム --------- 皮下注射

解答: a

115F10の解説

【選択肢考察】
a 正しい。なおアドレナリンの投与経路として、心停止時には静脈内注射、気管支喘息発作時には皮下注射することもセットで押さえておこう。
b ワクチンであるため、皮下注または筋注する。
c 静脈内注射する。なお、舌下投与すると過度の降圧や反射性頻脈を起こすことが知られているため、★禁忌★となっている。
d インスリンの自己注射は皮下注射だが、糖尿病性ケトアシドーシス〈DKA〉では持続点滴静注する。
e 静脈内注射する。

正答率:99%

テーマ:医薬品とその投与経路の組合せ(分野横断)

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