115E6

腰椎穿刺について正しいのはどれか。

脳ヘルニアの患者が適応である。
Jacoby線より上の腰椎間腔を穿刺する。
脳脊髄液をシリンジで吸引して採取する。
細い穿刺針の方が穿刺後頭痛のリスクが高い。
側臥位で両膝を両手で抱え首を前屈した体位をとらせる。

解答: e

115E6の解説

【選択肢考察】
a むしろ脳ヘルニアを惹起ないし増悪させる恐れがある。
b Jacoby線より上には脊髄本幹が存在するため、穿刺すると危険。Jacoby線上を穿刺する。
c 脳脊髄液は穿刺針から自然滴下してくる。吸引する必要はない。
d 細い穿刺針の方が穿刺後に頭痛は発生しにくい。
e 正しい。この体位をとらせることで、穿刺部の椎体間隙を広め、穿刺が成功しやすくなる。

正答率:92%

テーマ:腰椎穿刺について

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