115D13

慢性咳嗽をきたすのはどれか。2つ選べ

後鼻漏
食道憩室
逆流性食道炎
食道カンジダ症
機能性ディスペプシア

解答: a,c

115D13の解説

【選択肢考察】
a 正しい。副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎によって後鼻漏が出現すると、咳嗽をきたしやすくなる。
b 食道に憩室が存在するのみでは慢性咳嗽の原因とならない。
c 正しい。逆流性食道炎ではどうしても胸やけや呑酸といった主訴が有名となりがちだが、乾性咳嗽もみられることは重要知識である。
d 食道内で真菌であるカンジダが増生している状況だが、ほとんどのケースでは無症状。嚥下障害など症状がみられることはあるも、咳嗽は出現しない。
e 食後のもたれ感や膨満感、早期飽満感がみられるも、咳嗽は出現しない。

正答率:73%

テーマ:慢性咳嗽をきたす病態

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