115C21

母体背景と周産期合併症の組合せで誤っているのはどれか。

喫煙 --------- 常位胎盤早期剥離
高齢 --------- 流産
肥満 --------- 妊娠高血圧症候群
低体重 --------- 巨大児出産
子宮筋腫術後 --------- 子宮破裂

解答: d

115C21の解説

【選択肢考察】
a 妊婦の喫煙は非常に多くの点で胎児に悪影響を及ぼす。特に胎盤機能を低下させることが知られており、これにより常位胎盤早期剥離が起こる。
b 高齢出産では染色体異常や黄体機能低下が起こりやすく、結果流産率も高まる。
c 一般に肥満者は高血圧症の罹患率が高い。これは妊婦でも同様である。
d 誤り。母体肥満や母体糖尿病にて、巨大児出産率が上昇する。
e 子宮筋腫核出術など子宮にメスを入れる手技後は、かつての切開部が裂開し、子宮破裂を呈する確率が高まる。

正答率:99%

テーマ:母体背景と周産期合併症の組合せ

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