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115C16
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医療行為とそれによる疾患の組合せで
誤っている
のはどれか。
a
輸血 --------- ヘモクロマトーシス
b
副木固定 --------- 腓骨神経麻痺
c
生物学的製剤の使用 --------- HIV感染
d
ヒト乾燥硬膜の使用 --------- Creutzfeldt-Jakob病
e
プレドニゾロン長期内服 --------- 二次性副腎機能不全
解答: c
115C16の解説
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【選択肢考察】
a 頻回の輸血により鉄が全身臓器に沈着し、ヘモクロマトーシスをきたす。
b 副木固定により、腓骨の骨頭が圧迫された場合、同部位を走行する腓骨神経が障害される。
c 誤り。生物学的製剤は関節リウマチなど多くの疾患の治療に普及しているものである。ヒトの血液成分は含まれておらず、HIV感染はありえない。
d 現在ではすでに廃止されているが、かつて脳外科手術でヒト乾燥硬膜が使用されたことがあった。これはCreutzfeldt-Jakob病〈CJD〉の原因となることが分かり、問題となった。
e プレドニゾロンは副腎皮質ステロイド製剤である。外部から補充されるステロイドにより、自身の副腎が萎縮し、機能不全をきたすことが知られる。この状況下で急にステロイド補充を停止すると、副腎クリーゼを惹起する恐れがあるので注意。
正答率:63%
テーマ:医療行為とそれによる疾患の組合せ(分野横断)
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