コミュニケーションツールの一つであるSBAR(Situation, Background, Assessment, Recommendation)に基づいて、研修医が指導医に担当患者の病状を報告している。
研修医「担当の患者さんの状態について報告と相談をさせてください」
指導医「どうぞ」
研修医「78歳の女性で、①昨日大腿骨頸部骨折に対する手術を行い、維持輸液を継続しています。②本日明け方から息苦しさを訴えています」
指導医「患者さんの状態はどうですか」
研修医「③SpO2はルームエアーで92%、両側でcoarse cracklesを聴取し、心不全発症の可能性を疑います。④まずは酸素投与を開始すべきと考えます」
指導医「分かりました。⑤今から私と一緒に患者さんの病状を確認しましょう」
SBARの「R」に相当するのは下線のうちどれか。