113A8

妊娠10週の尋常性乾癬患者に対する治療法で最も適切なのはどれか。

内服PUVA療法
生物学的製剤注射
ビタミンA誘導体内服
活性型ビタミンD$_3$外用
副腎皮質ステロイド外用

解答: e

113A8の解説

選択肢はいずれも尋常性乾癬の治療として行われているものだ。しかしながら、妊婦にも安全に使える治療法はそう多くない。
a 内服PUVA療法は妊婦に対する安全性が確立されていない。
b 生物学的製剤としてはTNF-α製剤などが用いられている。が、これも妊婦に対する安全性が確立されていない。
c ビタミンA誘導体(レチノイド)内服は催奇形性があるため、妊婦には禁忌。
d 活性型ビタミンD3外用は妊婦に対する安全性が確立されていない。
e 正しい。副腎皮質ステロイド外用は妊婦に対しても安全に行うことができる。

正答率:43%

テーマ:妊婦の尋常性乾癬の治療法

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