112D12

多発性内分泌腫瘍症〈MEN〉I型について正しいのはどれか。2つ選べ。

副甲状腺病変は過形成を示す。
膵消化管病変は単発性である。
常染色体劣性遺伝性疾患である。
膵内分泌腫瘍はガストリノーマが最も多い。
下垂体腺腫は成長ホルモン産生腺腫が最も多い。

解答: a,d

112D12の解説

a 正しい。「内分泌腫瘍」というその名の通り、過形成となる(低形成というヒッカケが過去問にもあったが、左記のように考えると間違えにくい)。
b 膵消化管病変は多発することが多い。
c 常染色体優性遺伝〈AD〉の形式をとる。
d 正しい。膵内分泌腫瘍はガストリノーマが最多。次点がインスリノーマ。
e 下垂体腺腫はプロラクチノーマが最多。次点が成長ホルモン分泌腫瘍。

正答率:55%

テーマ:MEN I型について

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