112D1

白内障手術について正しいのはどれか。

水晶体摘出には冷凍凝固装置が用いられる。
眼内レンズを挿入すると調節力が回復する。
水晶体を摘出すると正視の場合には遠視になる。
眼内レンズは劣化のため入れ替える必要がある。
眼内レンズは虹彩に固定するタイプが用いられる。

解答: c

112D1の解説

a 超音波乳化吸引術が行われる。冷凍凝固はしない。
b 調節力は毛様体筋などで担われる。眼内レンズにより屈折力が回復する。
c 正しい。水晶体摘出により屈折力が激減する。そのため焦点が網膜より後方に結ばれることとなる。この状態は遠視だ。
d 合併症などきたした例を除き、一般に入れ替えは不要。
e 後嚢に固定するタイプが用いられる。

正答率:68%

テーマ:白内障手術について

フォーラムへ投稿

関連トピック

なし