112C1

アルコールによる手指衛生の効果が高いのはどれか。

破傷風菌
ノロウイルス
ロタウイルス
ボツリヌス菌
インフルエンザウイルス

解答: e

112C1の解説

アルコールはエンベロープを持たないウイルスや芽胞形成菌には無効となる。選択肢中からエンベロープを持つもの、持たないもの、を選別していくこととなるが究極的には暗記事項である。実戦的にはaとdをクロストリジウム属でセット、bとcをセットとし、消去法で解答へアプローチすることとなろう。
a・d クロストリジウム属に分類される、芽胞形成菌。エンベロープを持たない。
b・c エンベロープを持たない。これらに対して次亜塩素酸ナトリウムが消毒に有効、という事実は頻出である。別途知っておこう。
e 正しい。インフルエンザウイルスはエンベロープを持ち、アルコール消毒が有効となる。

正答率:79%

テーマ:アルコールによる手指衛生の効果が高い病原体

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