112B16

患者中心の医療を実践するにあたり適切でないのはどれか。

患者の意向の確認
患者の感情への配慮
患者との対立の解消
患者からの質問の制止
患者とのパートナーシップ

解答: d

112B16の解説

a ゴールをどこに設定するか、どうしてほしいかを患者本人に聞くことは非常に重要である。
b 例えば癌患者で余命宣告を受けた場合、すぐにその現実を受け入れられるはずがない。受け入れられていない状況で今後の話をしても建設的な話ができないため、患者の気持ちに合わせて進めていくことは大切である。
c 患者と対立していては患者が求める医療を提供できない。関係を修復するよう努める。
d 誤り。質問を聞くことで患者自身がどこまで理解しているか、何を気にしているか、何を求めているか、などを知ることができる。せっかくの機会を遮ってはいけない。
e 患者との関係を良好に保つことは、信頼を得、より円滑に治療を行う上で大切である。

正答率:100%

テーマ:患者中心の医療を実践するにあたり好ましくないこと

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