111I27

植込み型除細動器が適応となるのはどれか。2つ選べ

心室細動
無症候性の心房粗動
薬物不応性の心房細動
胸痛を伴う発作性上室性頻拍
失神を伴う器質的心疾患による持続性心室頻拍

解答: a,e

111I27の解説

a 正しい。心室細動を発症した場合は植え込み型除細動器を検討する。ただし、急性心筋梗塞の合併症で生じた場合で血行再建が完遂できた後にはその限りではない。ちなみに心室細動真っ只中に除細動器を植え込むわけではない。心室細動をきたして蘇生した患者に対して植込み型除細動器が適応となる。
b〜d 上室性の不整脈には植込み型除細動器は適応とならない。
e 正しい。失神を伴う心室頻拍は血行動態が破綻しており致死的となりうるため植込み型除細動器の適応となる。

正答率:62%

テーマ:植込み型除細動器の適応

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