111H11

医療面接を行う上での医師の態度として適切なのはどれか。

相手が話したことを繰り返さない。
会話をしている間は患者の目を凝視し続ける。
主訴と関連がなさそうな症状も含めて病歴を聴取する。
他の医療機関から得た病歴については繰り返し聞かない。
病状改善の保証ができないことについて同意を得た後に面接を開始する。

解答: c

111H11の解説

a 傾聴することが大切である。また、話が長くなった時に確認のためにも「つまり〜と思われているのですね」などと要約してあげることで、相手にもちゃんと聞いていることを伝えることができる。
b 適度なアイコンタクトは重要だが、「凝視」はヤリスギだ。
c 正しい。主訴とは関係のないところに重要な情報が眠っているかもしれない。システムレビューの概念である。
d 他医療機関から得た情報を本人に確認すると、案外意図が違っていることもある。簡潔にまとめて確認する。
e 真っ先にそんなことを言われては患者に不安と疑心が芽生えるため良くない。

正答率:96%

テーマ:医療面接を行う上での医師の態度

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