110A14

免疫性血小板減少性紫斑病でみられるのはどれか。
大球性貧血
白血球減少
網血小板比率低下
トロンボポエチン値低下
骨髄巨核球数正常または増加

解答: e

110A14の解説

a 自己免疫性溶血性貧血〈AIHA〉(→正球性貧血)や鉄欠乏性貧血(→小球性貧血)を合併しないかぎり、一般に免疫性血小板減少性紫斑病〈ITP〉単独で貧血はみない。
b 白血球数は正常である。
c・d 血小板減少によるフィードバックにより網血小板比率とトロンボポエチン値は上昇する(トロンボポエチン値は高度上昇まではしないことが多い)。
e 正しい。血小板減少によるフィードバックにより骨髄巨核球は正常〜増加する。

正答率:87%

テーマ:免疫性血小板減少性紫斑病〈ITP〉の検査所見

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