110A11

男性不妊症の原因と対応の組合せで正しいのはどれか。
射精障害 --------- テストステロン補充療法
精索静脈瘤 --------- 精路再建術
閉塞性無精子症 --------- ゴナドトロピン補充療法
非閉塞性無精子症 --------- 精巣内精子採取術
低ゴナドトロピン性性腺機能低下症 --------- 人工授精

解答: d

110A11の解説

a 射精障害の原因は多岐にわたるも、一般に男性ホルモン値は正常である。
b 精索静脈瘤は静脈瘤が原因となっているため、精路に異常はみられない。精索静脈瘤には外科的手術(各種結紮術)が行われる。
c 閉塞性無精子症は精路の異常であり、内分泌因子は一般に正常である。
d 正しい。非閉塞性無精子症はその名の通り精路に閉塞を認めないが、精巣で産生された精子が精液中に十分量分泌されない病態である。精巣内の精子を回収することが奏功することもある。
e 低ゴナドトロピン性性腺機能低下症はその名の通り内分泌因子の異常が原因であり、ホルモン投与が有効となる。

正答率:36%

テーマ:男性不妊症の原因と対応

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