109G14

胎児の貧血を診断できるのはどれか。
絨毛検査
羊水マイクロバブルテスト
無侵襲的出生前遺伝学的検査
胎児中大脳動脈血流速度計測
母体血清α-フェトプロテイン〈AFP〉値測定

解答: d

109G14の解説

a 108G17に、羊水検査で⊿OD450を測定して溶血をチェックする、という出題がある。が、本文では羊水検査がない。勢い余ってaを選んだ受験生もいるようだが、⊿OD450とはそもそもビリルビン様物質の吸光度を調べているわけであり、絨毛自体では測定不可能。
b 肺サーファクタントを確認する検査。
c・e 染色体異常を調べる検査である。
d 正しい。貧血の存在下では脳保護のため、中大脳動脈の血流速度が上昇する。中大脳動脈の流速については102G62, 101A2でも出題があり、意外にも頻出。

正答率:94%

テーマ:胎児の貧血を診断できる検査

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