「鼻咽頭ぬぐい液を綿棒で採取」はインフルエンザ検査のことである。この検査については105C5や101G56で既出。ただし、本問は手技の実際を問うており、見たこと(or 検査を実際に受けたこと)があるか否かが勝負を分ける。 a 気管支鏡の実施前には局所麻酔薬を使用するが、インフルエンザ検査には使用しない。 b 正しい。床とほぼ水平な角度で挿入する。 c 綿棒を鼻腔に挿入されている患者は苦痛が強く、口腔から観察する時間的余裕はない。 d 舌根部でのインフルエンザウイルス検出率は咽頭後壁より低い。 e cに示したように、苦痛が強い手技である。3分間の留置は耐え難い。