109E27

肺癌患者において放射線治療の適応でないのはどれか。
限局型小細胞癌
上大静脈症候群
癌性胸膜炎
骨転移 
脳転移

解答: c

109E27の解説

a・b 肺小細胞癌では上大静脈症候群がみられやすい。放射線治療の適応となる。
c 誤り。癌性胸膜炎では広がりがあり、健常部分の肺を広範に痛めてしまう可能性が高い。放射線治療は用いられず、抗癌化学療法を行う。
d 骨転移では疼痛緩和目的や神経根圧迫の緩和に放射線が使用されることがある。
e 脳転移では全脳照射やγナイフ、定位照射が用いられる。

正答率:71%

テーマ:放射線治療の適応となる肺癌

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