109D8

経動脈的塞栓術の適応でないのはどれか。
出血性腸炎
出血性胃潰瘍
肝細胞癌の破裂
出血性大腸血管異形成
小腸動静脈奇形からの出血

解答: a

109D8の解説

a 誤り。出血性腸炎は偽膜性腸炎とセットで薬剤性腸炎として扱われていることから分かるように、塞栓術での止血適応とならない。
b 出血源となっている血管の塞栓が有効。
c 肝動脈の塞栓を行い、止血を図る。
d 文字通り、大腸の血管(毛細血管レベルであることが多い)に異形成が生じ、それにより破綻が起こりやすくなっている病態。出血をみた場合、原因となる動脈の塞栓が有効。
e d同様、動静脈奇形は破綻をみることが多い。原因となる動脈の塞栓が有効。

正答率:66%

テーマ:経動脈的塞栓術の適応

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