視神経脊髄炎〈NMO〉は多発性硬化症〈MS〉と類似しているが、抗アクアポリン4抗体の存在・3椎体以上に渡る病変により差別化されるのがポイント。107I32も参照。 a 抗アクアポリン4抗体はNMO-IgGとも呼ばれる。 b NMOでは髄液中好中球の増加をみる。 c 正しい。上記の通り。 d ミエリン塩基性蛋白は髄鞘の構成要素。脊髄の神経にも髄鞘は存在するため、NMOでも上昇する可能性はあるが「高率」とまではいえず、特異度も高くない。 e 抗ガングリオシドGQ1b抗体はFisher症候群で陽性となる。