109A3

悪性黒色腫について正しいのはどれか。
放射線感受性が高い。
日本人では結節型が多い。
部分生検によって診断する。
TNM病期分類のpTは原発巣の大きさで判定する。
センチネルリンパ節生検はリンパ節郭清の適応決定に有用である。

解答: e

109A3の解説

a 悪性黒色腫が放射線感受性低い、というのは過去問でも頻出(107G37104G24)。
b 日本に多いのは末端黒子型。
c 部分生検ではなく、全切除生検を行う。
d pTとはpathological tumor thicknessの略。ここで述べられている「原発巣の大きさ」という日本語は曖昧だが、正しくは「腫瘍の厚さ」。
e 正しい。癌が転移する際、最初に流れ着くリンパ節をセンチネルリンパ節と呼んでいる。ここに転移がみられない場合、他の部分への転移も否定的となる。

正答率:77%

テーマ:悪性黒色腫について

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