108I8

Fallot四徴症の低酸素発作時の治療薬として適切なのはどれか。
モルヒネ
フロセミド
ニトログリセリン
イソプロテレノール
副腎皮質ステロイド

解答: a

108I8の解説

a 正しい。モルヒネは鎮静薬として使用できる。鎮静をかけることで、肺動脈の狭窄が緩和するとともに、全身の酸素需要を低下させることができる。
b フロセミドはループ利尿薬。これによって低酸素状態が改善するわけではない。
c ニトログリセリンは血管拡張薬。虚血性心疾患には有効であるが、Fallot四徴症〈TOF〉には無効。
d イソプロテレノールはβ刺激薬。心収縮が増強し、発作が悪化する。
e 副腎皮質ステロイドを用いても、酸素状態は改善しない。

正答率:76%

テーマ:Fallot四徴症〈TOF〉の低酸素発作時の治療薬

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