108G28

乳幼児の呼吸器症状について正しいのはどれか。
百日咳では無呼吸はみられない。
突然の呼吸困難では気道異物を疑う。
喉頭軟化症では呼気性喘鳴がみられる。
クループ症候群では呼気延長がみられる。
急性細気管支炎では吸気性喘鳴がみられる。

解答: b

108G28の解説

一般的知識を問うa、救急鑑別を問うb、喘鳴のフェーズが吸気時か呼気時か、を問うc~eと選択肢のフォーカスが分散しており、悪い作問の典型例。
a 百日咳では無呼吸発作をみる。105A54にて出題あり。
b 正しい。気道異物では突然の呼吸困難がみられる。
c 喉頭は上気道に位置するため、吸気性喘鳴がみられる。
d クループ症候群は喉頭部の炎症があるため、吸気性喘鳴がみられる。ゆえに延長するのは吸気相である。
e 細気管支は下気道に位置するため、呼気性喘鳴がみられる。

正答率:92%

テーマ:乳幼児の呼吸器症状について

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