107G35

糖質コルチコイドの作用はどれか。2つ選べ
糖新生の促進
リンパ球の増加
筋肉における蛋白同化
下垂体ACTH分泌の抑制
腎尿細管におけるカルシウム再吸収促進

解答: a,d

107G35の解説

糖質コルチコイドが過剰となるCushing症候群の病態を考えつつ解くとよい。
a 正しい。肝での糖新生を促進させる作用をもつ。ゆえに、糖質コルチコイドは血糖上昇に寄与する。
b 好中球を増加させる作用をもつ。ゆえに、Cushing症候群では白血球数が増加する。
c 筋肉における蛋白異化作用をもつ。
d 正しい。下垂体へネガティブフィードバックをかけ、ACTH分泌を抑制する。
e 腎尿細管におけるカルシウム再吸収を抑制する。ゆえに、Cushing症候群では尿路結石をみる。

正答率:80%

テーマ:糖質コルチコイドの作用

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