107F13

薬物と副作用の組合せで誤っているのはどれか。
経口避妊薬 --------- 皮下出血
ビスホスホネート --------- 食道潰瘍
ベンゾジアゼピン系薬 --------- ふらつき
HMG-CoA還元酵素阻害薬 --------- 横紋筋融解症
非ステロイド性抗炎症薬〈NSAIDs〉 --------- 胃潰瘍

解答: a

107F13の解説

a 誤り。経口避妊薬の服用中は血栓傾向をみる。
b ビスホスホネートは胃食道逆流症〈GERD〉をきたしやすくなる副作用が知られる(噴門の弛緩作用などが言われるが、詳細な原因は不明)。このため、食道潰瘍をみる。ほか、顎骨壊死もビスホスホネート製剤の副作用として知っておこう。
c ベンゾジアゼピン系薬は睡眠薬として用いられることもあることから分かるように、ふらつきをきたす。
d HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン製剤)の使用により横紋筋融解症がみられやすいことは有名事項であろう。
e 副腎皮質ステロイドや非ステロイド性抗炎症薬〈NSAIDs〉の副作用として胃潰瘍がある。

正答率:75%

テーマ:薬物と副作用の組合せ

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