82歳の女性。要介護認定の申請にあたって、主治医意見書作成のため来院した。12年前から高血圧症、変形性膝関節症および脊柱管狭窄症の治療中であり、2か月に1回、家族に付き添われて車椅子で受診している。長男夫婦との3人暮らしで、日中はほとんどの時間を自宅で1人で過ごす。自宅では手すりにつかまりながら歩行することができるが、寝ていることが多い。夜間の排泄はベッド横のポータブルトイレを使用している。
障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)判定基準を示す。
生活自立 |
ランクJ |
何らかの障害を有するが、日常生活はほぼ自立しており独力で外出する。 |
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1.交通機関等を利用して外出する。 |
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2.隣近所へなら外出する。 |
準寝たきり |
ランクA |
屋内での生活は概ね自立しているが、介助なしには外出しない。 |
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1.介助により外出し、日中はほとんどベッドから離れて生活する。 |
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2.外出の頻度が少なく、日中も寝たり起きたりの生活をしている。 |
寝たきり |
ランクB |
屋内での生活は何らかの介助を要し、日中もベッド上での生活が主体であ |
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るが、座位を保つ。 |
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1.車椅子に移乗し、食事、排泄はベッドから離れて行う。 |
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2.介助により車椅子に移乗する。 |
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ランクC |
1日中ベッド上で過ごし、排泄、食事、着替において介助を要する。 |
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1.自力で寝返りをうつ。 |
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2.自力では寝返りもうたない。 |
正しい評価はどれか。