107E11

月経開始から次の月経開始までの血中ホルモン値の変動について誤っているのはどれか。
プロゲステロンは増殖期より分泌期の方が高い。
プロゲステロンの上昇の後にFSHが上昇する。
エストラジオールは月経期より分泌期の方が高い。
エストラジオールの上昇の後にLHが上昇する。
エストラジオールの上昇の後にプロゲステロンが上昇する。

解答: b

107E11の解説

月経期→増殖期→分泌期→月経期、と生理周期が変動する。増殖期に優位となるのがエストラジオール、分泌期に優位となるのがプロゲステロンである。FSH刺激を受けてエストラジオールが上昇し、LH surgeを受けてプロゲステロンが上昇する。
a・d・e 上記の通りであり、正しい記載である。
b 誤り。FSHが上昇した後、エストラジオールが上昇し、その後プロゲステロンが上昇する。
c エストラジオールは厳密には二峰性のピークをとり、分泌期にもやや上昇する。ゆえに月経期より分泌期の方が高い。

正答率:69%

テーマ:月経開始から次の月経開始までの血中ホルモン値の変動

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