107C3

水溶性ヨード造影剤の副作用について正しいのはどれか。
死亡例は報告されていない。
予防に飲水制限が必須である。
アナフィラキシー様反応は投与直後には起こらない。
腎機能低下は造影剤腎症のリスクファクターでない。
気管支喘息はアナフィラキシー様反応のリスクファクターである。

解答: e

107C3の解説

a ごくごく稀であるも、ヨード造影剤による死亡例は報告されている。
b 飲水制限をしてしまうと、脱水による濃縮で造影剤の副作用を起こしやすくなる。
c アナフィラキシー様反応は投与直後に起こりやすい。
d 腎機能が低下すると、体内に造影剤が残留しやすくなる。そのため副作用が起こりやすくなる。
e 正しい。気管支喘息はI型アレルギー機序であり、その患者はアナフィラキシー(I型機序)様反応をきたしやすい。

正答率:93%

テーマ:水溶性ヨード造影剤の副作用

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