106H6

直腸・肛門診察を行う際の体位で最も適切なのはどれか。
膝胸位
腹臥位
仰臥位
Sims位
jack-knife位

解答: d

106H6の解説

a 膝胸位とは、腹臥位の状態で膝を立て、殿部を突き出したような体位のことである。
b 腹臥位では、お尻をかき分けないと肛門が見えない。不適である。
c 仰臥位ではまったく肛門が見えない。
d 正しい。Sims位とは左側臥位で右膝を屈曲させる体位である。直腸診の基本体位である。
e jack-knife位は肛門手術の際にとる基本的体位である。手術台にうつ伏せになり、手術台ごと腹部で屈曲させ殿部を突き出した体勢をとる。通常の診察台では腹部の位置で曲がらないのでこの体勢はとれない。

正答率:83%

テーマ:直腸・肛門診察を行う際の体位

フォーラムへ投稿

関連トピック

なし