106G27

発生母地病変と癌の組合せで誤っているのはどれか。
胃食道逆流症 --------- Barrett食道腺癌
萎縮性胃炎 --------- 胃 癌
非アルコール性脂肪性肝炎 --------- 肝内胆管癌
潰瘍性大腸炎 --------- 大腸癌
Crohn病 --------- 痔瘻癌

解答: c

106G27の解説

a 胃酸逆流により食道上皮が病理的に円柱上皮化する。このとき腺癌が発生しやすくなり、それがBarret食道腺癌である。
b Helicobacter pylori感染が萎縮性胃炎のリスクとなる。この状況は胃癌の発生母地ともなる。
c 誤り。非アルコール性脂肪性肝炎は肝細胞癌の発生母地となるも、肝内胆管癌の発生母地とはならない。
d 潰瘍性大腸炎は大腸癌の発生母地となる。
e Crohn病は痔瘻癌の発生母地となる。

正答率:86%

テーマ:発生母地病変と癌の組合せ

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