106F1

腰椎穿刺による脳脊髄液検査の適応とならないのはどれか。
くも膜下出血の診断
脳出血での脳圧の評価
意識障害患者での鑑別診断
急性細菌性髄膜炎での起炎菌の同定
急性リンパ性白血病での髄膜浸潤の診断

解答: b

106F1の解説

a くも膜下出血時には脳脊髄液が血性またはキサントクロミーとなるため診断価値がある。
b 誤り。脳圧亢進時に腰椎穿刺を行うと延髄が圧迫される危険があるため禁忌である。
c・d 例えば髄膜炎の診断に用いられ、起因菌の精査にもなる。
e 髄液の細胞診行うことで浸潤の評価ができる。

正答率:78%

テーマ:腰椎穿刺による脳脊髄液検査の適応とならないもの

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