106B10

高カルシウム血症がみられないのはどれか。
副甲状腺機能低下症
成人T細胞白血病
サルコイドーシス
ビタミンD中毒
多発性骨髄腫

解答: a

106B10の解説

a 誤り。副甲状腺機能低下症ではPTH作用低下により、低カルシウム血症をみる。
b 成人T細胞白血病ではPTHrPが産生され、偽性副甲状腺機能亢進症をみる。ゆえに高カルシウム血症となる。
c サルコイドーシスでは肉芽腫によるビタミンD活性化がみられる。ゆえに高カルシウム血症となる。
d ビタミンDは血中カルシウムを上昇する方向に作用する。ゆえに高カルシウム血症となる。
e 多発性骨髄腫では形質細胞の骨浸潤により、高カルシウム血症をみる。

正答率:88%

テーマ:高カルシウム血症がみられない疾患

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